可愛いペットが食事を欲しがったら、ついつい与えて与えてあげたくなりますが、食事の量は多すぎても、少なすぎても健康を損なう恐れがあります…
そのため飼い主の責任として、必ず愛犬のベストな食事の量と、体重を把握しておきましょう。
ダックスフンドの食事の量について
まず、ダックスフンドの平均体重は生後3ヶ月で2.5～3㎏、生後6ヶ月で4～4.5㎏まで成長します。そして、成犬の理想の体重は4.8㎏だと言われています。
なぜ食事量の前に平均体重を紹介したのかというと、ダックスフンドの体型は長い胴と短い脚が特徴です。しかしこの体型で体重が平均を超えてしまうと、背骨や腰に大きな負担がかかり、ヘルニアになるリスクが高くなってしまいます。そのため、どの犬種よりも、ダックスフンドは肥満には気を付けないといけないのです。
また、ダックスフンドは胃が丈夫なので食べる事が大好きという点も考慮しなければいけません。欲しがっても欲しがるだけ与えてはいけません。必ずドッグフードのパッケージに表示されている適量を与えるようにして下さい。
ちなみに、目安で成犬の場合4.8㎏で1日90gの食事が適量になります。
ダックスフンドの食事の回数とタイミングについて
食事の量は生後4ヶ月までは1日3～4回と、1回の食事量を減らして、数回に分けて与えましょう。まだ消化器官が未成熟な状態なので、少量ずつしか消化出来ません。
6ヶ月になる頃には1日3回に回数を減らして下さい。7ヶ月を過ぎると、もう成犬と同じ扱いで、1日2回、朝、晩のタイミングで与えましょう。
もし適量の食事を与えているのに、もっと食事を欲しがった場合は、ドッグフードにキャベツの千切りを少し混ぜてみて下さい。キャベツの千切りは犬のダイエットメニューとして定評があり、空腹を満たす効果があります。
また、平均体重よりも太ってしまったら、身体に負担がかからないうちに、食事管理と毎日の運動を行いましょう。ダックスフンドが健康的に過ごすためには、体重管理は欠かす事が出来ません。
ダックスフンドの食べない時の対処法について
先ほども少し紹介しましたが、ダックスフンドは胃が丈夫で食べる事が大好きな犬種です。そのため、ドッグフードを食べない場合は病気の可能性をまず疑って下さい。
しかし、病気の兆候が一切ないという場合は、食べない原因は運動不足、おやつの食べ過ぎ、ドッグフードが合わない。このいずれかが原因と考えられます。
対処法としては、運動不足の場合は毎日定期的に運動をする習慣づけから始めましょう。そして、おやつの食べ過ぎは太り過ぎの原因となってしまいます。食事以外の食べ物は与えないようにして下さい。
ドッグフードが合わない場合は、年齢や犬種に合うものを選びなおしてみましょう。また犬は嗅覚に優れているので、美味しそうな香りがするドッグフードに変えてみてもいいかもしれません。
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